春の北海道 風景

融雪剤から始まる春、美瑛の丘。②

前回の記事の続きです。

予想外の朝焼けが始まった朝、前回の場所から移動し美瑛の丘が見渡せる高台に。移動するうちに雨が降ってきて雷もゴロゴロなり、不安になりつつ向かうとさらなる絶景が目の前に。

黄金に輝く空と染まるモノクロの丘

この日はあまりにも予報が絶望的だったからか、だれも写真を撮っている人はいませんでした。車から出ると大粒の雨が身体を濡らしましたが気にしている余裕もなく広がる絶景に圧倒され写真を撮らされます。

構図を変えようと移動すると後ろにはとても濃い虹が。

どんどん上がってくる太陽、丘の色も刻々と変わっているのに、後ろにはめったに見ることのないほど濃い虹。もう私はどうすればよいのかわからなくて混乱の極み。設定なんてよくわからないままひたすら撮りました。

雪原にかかる虹は雪が降る冬にはなかなか見られない春ならではの光景

日が昇るにつれて雲も厚くなり、雨も強くなる。

太陽が一瞬だけ顔を出す。上には分厚い雲が。

太陽が顔を出す
稜線が霞む

太陽が雲に隠れるとさっきまでの光景が幻だったかのように暗く白黒の世界に変わりました。弱い光の中、雨でぼやける遠景は水墨画のよう。

好きな木
連なる模様

丘が見せる様々な表情をほんのわずかな時間に見れて圧倒されてしまった。雨で冷えた身体と大きな満足感を抱えてこの場所を後にしました。

そのあともぐずついた天気だったのですが、たまに光が差し込んだりして曇りは曇りでなかなか楽しめるのというのが美瑛の良いところ。何枚かいい感じのも撮れました。

雲と丘のおどろおどろしい感じが良い
遠くに立つ一本木
横と縦
少しだけ青空
鈍色のコントラストが美しい

この日みたいな思い出が人々を美瑛に通わせるんだなと思います。

正直興奮と寝不足が相まって後から見るともっとこうすればよかったなというものがたくさんあるんですが……非常に良い一日でした。

今は風景を撮りに出るのもはばかれるような世のなかですが落ち着いたら少しの奇跡を期待してまた出かけたいものです。

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