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動物写真のRAW現像について考える。

動物写真に限ってRAW現像の記事や情報ってやたら少なくないですか?

本でもネットでも風景写真やポートレートなどの現像記事はあふれていてたくさん勉強できるのですが動物写真に限ってはとても少ない気がします。

なので自分の勉強のためにも書いてやろうと思い立ったわけです。今回はなぜRAW現像をするのかというところから自分の考えを書いていこうと思います。

なんでRAW現像するの?

いくつか理由はあるのですがよく言われている理由としては露出の失敗や細かい調整を補うためですね。

RAWデータというのはその名の通り生のデータです。詳しく書くつもりはないので簡単に言うとデータ量が大きいので、編集できる幅が広いデータと考えてくれればいいです。

動物の写真を撮るときはあらかじめ周りの風景を撮ったりしてある程度露出の調整をしておくのですが、森の中などでは光の当たり具合によって目まぐるしく明るさは変わりますし被写体が移動するので条件がコロコロ変わるのが常です。野鳥を撮るときは特にですね。

そんな中で露出を常に完璧にするというのはかなりの技術が必要となります。そこを補ってくれるのがRAW現像というわけです。

上の画像のような暗さの写真なら十分持ち上がる。もうちょい暗くてもこのくらいのISOで撮れているならば自分の中では許容範囲。顔が黒い鳥はシャドウを持ち上げてあげないと大体目が見えない。

ただ私自身としては本質はそこではなくて写真の完成度を上げるというところにあると思っています。

動物を撮るときはどうしても動いているものを撮るという特性からシャッタースピードにかなり表現を縛られます。夕暮れの少し暗めの時間帯に適正露出の写真を撮りたいなって思ったときには、最低でも1/200秒のシャッタースピードが欲しいけど絞り開放でISO3200まで上げてもシャッタースピード1/100秒にしかならない。なんて状況はよくあります。そうなってくると自分持っているイメージを写真にすることが難しいなんてことになるんですね。そこで黒つぶれしない程度の写真を撮りシャッタースピードを稼ぎつつ後でイメージに近づけて現像する。

RAW現像することを念頭に置いて写真を撮ることで写真の設定方法も変わてくると思います。もちろんRAW現像する場合でもその場でよい写真を撮るのが一番ですが。撮り方の幅は広がると思います。

動物におけるRAW現像仕上げ

これは写真の方向性というか考え方みたいな話になるのですが、 大別すると見たままのものをなるべくそのままの形に仕上げるか、写真の要素を整理して強調したりして自分の理想通りに仕上げるか。2つに分かれると思います。

ここからは私の勝手な想像ですが動物写真を撮っている人はなるべくあるがままにしたがる人が多いのではないかと思います。動物写真を撮っている人はそもそも写真を撮るのが目的ではなく記録としての側面が強かったりする人も多いのではないでしょうか。出会えた喜びや、その場にいた体験が何より強いものだというのはわかります。なので素晴らしい瞬間を撮れるとその場の記録として完成されているのものを崩したくないという考えの人もいるかもしれません。

私の場合はその場の感動、記憶ごと写真にしたいと思っているので記憶の中の理想の形に整えるというイメージでRAW現像を行っています。なので不自然な形になることは避けながら、なるべく丁寧に現像を行い手を加えています。

どちらが良いかは好みですが私は写真を『真を写す』というものとはとらえてはいないのでしっかり現像を行っていますが、そこの考え方の違いの溝が風景やスナップより大きいかもしれません。

またあまりにもかわいさをデフォルメしたりその動物本来の姿から離れているような姿を写そうとすることには私も忌避感を感じますし、なんとなくそういうイメージが現像、レタッチという行為にあることも否めないのです。

それが動物におけるRAW現像記事の少なさにつながっているのではないかと考えています。あとは連射しすぎてめんどくさいとか…笑

このキツネはポートレートを意識。あまり警戒していないリラックスしている顔。朝の柔らかい光を活かして現像。春のにおいを感じられるように。

結局何を言いたいかというと

私は現像するのが好きなんでみんな動物写真の現像話で盛り上がりたいわけです。そしてもっとうまくなりたい。レベルアップしたいと思っています。

現像に関しては数をこなして上手くなるような気がするのでそのための記録としてこれから記事を書いていこうかなと思うわけです。基本的には風景写真の現像方法を動物写真に生かしているというような感じなので動物写真専門で撮っている人には参考にもなるかなと思います。

また写真の撮り方や設定、構図などについても今後書いていこうかなと思っているのでお付き合いいただければ嬉しいです。

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